バスケットボールの全日本総合選手権最終日は12日、東京・国立代々木競技場で男子の決勝が行われ、日立東京が初出場の広島に81-66で快勝し、初優勝した。
チーム創設1年目に快進撃を続けた広島。惜しくも頂点には届かなかったが、横浜市出身の佐古賢一ヘッドコーチ=HC=(44)は「選手は力を出してくれた。自分にとっても最高の勉強になった」と、充実の表情を浮かべた。
汲沢中時代のチームメートや友人も応援に駆け付けた大一番。指揮官は「選手は立ち上がり雰囲気にのまれ、自分を見失っていた」と振り返り、自身も「後半に1桁の点差にするチャンスがあったが、ディフェンスのチェンジング(フォーメーションの切り替え)を慌てた」と采配を反省した。
広島HCに就任した昨秋から多忙を極め、横浜市の自宅には昨年末も帰れなかった。「ここで2、3日(自宅に)帰ってゆっくりしようかな」と笑顔の佐古HC。21日から再開するナショナルリーグ(NBL)の後半戦を見据え、「若いチームが初めて優勝を意識できた。ここからがスタート」と言った。
【神奈川新聞】