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毎年調査が奏功? 
県立高校生セクハラ被害 2年連続減

社会 | 神奈川新聞 | 2015年5月13日(水) 12:22

 県教育委員会が県立高校生に行った2014年度のセクシュアルハラスメントアンケートでセクハラ被害の訴えが2年連続で減少した。アンケートとともに啓発資料を配布し、訴えがあった高校に聞き取り調査などの対応を要請しており、担当の人権教育グループは「意識改革が進んだ結果では」と分析している。12日の県教委定例会で報告された。



 調査対象は、全県立高校(中等教育学校後期課程と特別支援学校高等部を含む)の生徒約13万2100人。今年1月に学校経由で用紙を渡し、14年4月から体験または見聞きしたセクハラについて郵送で回答を寄せてもらった。名前の記入は求めなかった。

 61人から被害情報が寄せられ、うち自分自身が被害者としたのは50人。その際の加害者(複数回答)は先生19件、生徒が51件で、内容は「性的なからかいや冗談」「必要もないのに体を触られた」が上位だった。

 3年に1回だった調査頻度を、12年度から毎年実施に変更。チラシで「親しみのつもりでも、相手が不快と感じればセクハラ」と啓発を重ねた。12年度の被害回答は371人、「自分が被害者」数は249人だったが、翌13年度は114人と73人に減っていた。

 セクハラ行為者(総数)も12年度から1年ごとに433件、117件、93件と減少した。うち先生によるものは56件、36件、19件と減った。県教委は「毎年、調査と対応を行うことでどういうことがセクハラになるのか理解が進んだ」とみている。

 

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