
地域ラジオ放送局「FMブルー湘南」(横須賀市大滝町)は8日から、横須賀の中学生が社会人を直撃する恒例番組「中学生の質問箱」の19シーズン目の放送を始める。市立久里浜中学3年の生徒5人がそれぞれ、県土木事務所長や税理士らに仕事のやりがいなどについて尋ねる。
同番組は中学生に社会への関心を持ってもらおうと、2013年12月にスタート。これまで18シーズンで計90回放送され、市立中学校18校の生徒が横須賀で活躍する90人の社会人にインタビューしてきた。
久里浜中の生徒は、県横須賀土木事務所の久保徹所長(8日放送)、税理士の高梨喜裕さん(15日放送)、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の田賀浩一朗さん(22日放送)、気象予報士の山本由佳さん(29日放送)、明治安田生命横須賀中央営業部の萱場貴子さん(8月5日放送)の計5人に、仕事の内容ややりがい、目指したきっかけなどを質問した。
FMブルー湘南の富岡浩司社長は「仕事で輝く大人たちの姿を見せ、次世代の若者に希望ある横須賀をアピールしたい。インタビューを受けることで、大人にとっても良い刺激になる」と相乗効果を期待している。
放送時間は各回とも午後3時半から4時まで。