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MOVIE EYES
映画批評 「旅立つ息子へ」

文化・科学 | 神奈川新聞 | 2021年3月12日(金) 05:00

 巣立ちの時を迎えようとしている息子と、父の絆を描く人間ドラマ。親子が互いを思いやる姿が切なく、胸を締め付けられる。

 自閉症の息子・ウリと2人でイスラエルに暮らすアハロン。仕事を捨てて気ままな生活を送っていた。しかし別居中の妻・タマラは成人した息子の将来を心配し、全寮制の支援施設への入所を決めてしまう。

 施設に向かう途中でパニックを起こしたウリを見て、アハロンは思いがけない行動に出る。

 せりふに頼らない、繊細な演出。親子が重ねてきた時間の厚みが伝わる。

監督/ニル・ベルグマン
1時間34分
kino cinema 横浜みなとみらいで26日から上映

映画批評 「ブレイブ-群青戦記-」

 戦国時代にタイムスリップしたスポーツ強豪校の高校生ら。

 織田信長(松山ケンイチ)の兵に連れ去られた仲間を救うため、引っ込み思案の弓道部員、蒼(新田真剣佑)は幼なじみの遥(山崎紘菜)や剣道部主将の考太(鈴木伸之)らとチームを結成。若き日の徳川家康(三浦春馬)に励まされて戦うが、1年前から行方不明の不破(渡辺圭祐)と再会する。

 冒頭から無防備な生徒が野武士に襲われる残酷な場面も。生死をリアルに描き、仲間への深い思いを訴える。

 渡辺が巧みな感情表現と美しいアクションで魅了。りりしい三浦には貫禄も。

監督/本広克行
1時間55分
横浜ブルク13などで12日から上映

 

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