J2横浜FCのFW三浦は5日、懸案となっていたブラジルでの慈善試合について、出場しない意思を明らかにした。三浦は「残念だけど、日程などをトータルに考えて厳しい。むしろ日本でできることを探していきたい」と話した。
ブラジルでの慈善試合は、東日本大震災の復興支援を目的に、ジーコ元日本代表監督らが中心となって企画。7日に行われる予定だった。
23日からJ2リーグ戦再開を控える三浦は、「プロ選手として、しっかりした状況でリーグ戦を迎えることを大切にしたかった。電話で伝えたら、ジーコさんも、『あらためてやろう』と言ってくれた」と話した。岸野監督は「何度か相談は受けた。だいぶ悩んでいたようだった」と、その心中を察する。
この日、三浦は約1時間半のメニューを精力的にこなし、「横浜にいても、東北のために精いっぱいプレーしたい」と意気込んでいた。
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