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後半戦の起爆剤にMFレアンドロが合流 横浜FC

横浜FC | 神奈川新聞 | 2017年7月1日(土) 02:00

チームに合流した横浜FC・レアンドロドミンゲス=横浜市保土ケ谷区のLEOCトレーニングセンター
チームに合流した横浜FC・レアンドロドミンゲス=横浜市保土ケ谷区のLEOCトレーニングセンター

 11季ぶり昇格の切り札に-。J2横浜FCに加入したブラジル人MFレアンドロドミンゲスが30日、チームに合流した。後半戦の起爆剤として期待される背番号40は「最大限の力を示して、チームの目標であるJ1に昇格させたい」と活躍を誓う。

 Jリーグへの“復帰”は約1年半ぶりだ。この日は小雨の降る中、新たなチームメートに交ざって、ボール回しなどで調整。「横浜FCの選手、スタッフがすごくよくしてくれる。日本に戻ってこられて本当に気持ちがいいよ」と笑顔を見せた。

 実績は申し分ない。2010年に当時J2だった柏に加入すると、32試合13得点でJ2優勝に貢献。昇格初年度の翌11年には15ゴールで柏のJ1初優勝の立役者となり、リーグ年間最優秀選手(MVP)に輝いた。

 15年のオフに名古屋を退団したあと、母国ブラジルで現役を続けていた。再び日本に戻ってきた理由を「横浜FCはJ2にいるにもかかわらず、すごくいいチーム。みんなが快く自分を迎え入れてくれた」と話す。

 チームは現在、プレーオフ圏内の6位徳島と勝ち点1差の7位。中盤のゲームコントロールと決定力を兼ね備えたMFの加入は、J1昇格を懸けた後半戦に臨むチームにとって強力な追い風になる。最短で22日のホーム長崎戦から出場が可能。「柏ではいいプレーができて、J1に上げることができた。それをもう一度再現したい」と気概十分だ。

カズは順調に回復


順調な回復ぶりをアピールした横浜FC・三浦
順調な回復ぶりをアピールした横浜FC・三浦

 4月に左膝を痛めて戦列を離れていたFW三浦が順調な回復ぶりをアピール。29日の紅白戦で15分間プレーし、30日には居残りで左足のキックの感触を確かめた。

 「痛みが完全に抜けてるわけじゃないけど、そのうち気にならなくなってくると思う。これから少しずつ対人(練習)を増やしていければ」と三浦。実戦復帰に向け、徐々にペースアップしていきたい考えだ。

 30日に合流したレアンドロドミンゲスについて、「僕も一応、初代(MVP)ですから」と笑顔を見せたキング・カズは「サッカーに関することは申し分ない。日本での経験はあるので、早くフィジカルコンディションを整えて、J1昇格のために協力してほしい」と期待を寄せていた。

 
 

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