
J2横浜FCは岸野靖之監督解任から一夜明けた19日、横浜市保土ケ谷区のLEOCトレーニングセンターで約2時間、20日の東京V戦に向けて全体練習を行った。監督代行を務める田口貴寛ヘッドコーチは「やってきたことが間違いじゃなかったことを証明したい」と強い決意を話した。
横浜FCは3試合を終えて1分け2敗の最下位。故障者の続出もあり、0―3で敗れた17日の千葉戦から大幅にメンバーを入れ替えて、紅白戦などで調整した。同コーチは「ポジションや選手間の距離だったり、一人一人の役割を明確にさせた」と、今季初勝利へ守備の改善を挙げた。
J現役最年長、45歳のFW三浦は右足首の捻挫も治り、前節でベンチ入りを果たしたばかり。「自分たちの仕事をするだけ。これからみんなで巻き返していきたい」と静かな口調で話した。
奥大介強化部長(36)によると後任監督は現在、日本人のJ監督経験者を含め3、4人リストアップしており、その1人に就任を打診中という。求める条件には「いろいろな面で経験のある人」などと述べた。
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