
Jリーグ・ヤマザキナビスコ・カップ1次リーグ第5節で、J1横浜Mは18日、ホームのニッパツ三ツ沢球技場(午後7時半開始)で福岡と対戦する。「しっかり頑張ってアピールしたい」と負傷明けで久々の実戦を待ちわびているのが、高卒2年目の中島だ。
起用されるポジションは、2014年の全国高校総体で優勝し、高校ナンバーワンMFと称された東福岡時代の主戦場のトップ下。U-23(23歳以下)とU-19(19歳以下)日本代表計5人が不在という台所事情ではあるが、もともと首脳陣の期待は高い。
17日の紅白戦では中盤を激しく動き回り、好機を演出。「サイドバックやボランチも(練習で)やってポジションは定まっていない。でも、僕がやりたいのはトップ下」とこだわりを示した。
昨季は公式戦3試合に出場。J3ではU-22(22歳以下)選抜として15試合で1得点したが、全治5カ月というオフの股関節手術で出遅れ、J1での出場は約1年ぶりとなる。
今季は新人が次々とデビューし、台頭してきている。焦りもあったが、じっくり下半身を強化したことでパワーアップも実感した。
復帰戦の相手が中学時代、育成組織で過ごした福岡というのも余計気合が入る。「できるところまでハードワークしたい」と、若々しくアクセル全開で飛ばす覚悟だ。