横浜M、攻撃陣かみ合わず 練習試合で広島に惜敗
横浜F・マリノス | 神奈川新聞 | 2016年2月13日(土) 02:00

J1横浜Mは12日、宮崎市での春季2次キャンプで昨季J1年間優勝の広島と45分ハーフの練習試合を行い、9日間のキャンプを打ち上げた。試合は互いに今季の主力とみられる選手が先発し、横浜Mは前半にミドルシュートで先制を許して0-1で敗れた。
「4-2-3-1」のフォーメーションを継続し、トップ下の中村や左MF斎藤ら昨季と同じ顔触れが10人並び、右MFで新加入の前田が唯一起用された。攻守の切り替えや縦への速さといったスピードを意識した攻撃面はテンポが上がらず、対外試合は4試合連続無得点となった。
エースFWとして期待していたラフィーニャが故障により長期離脱する誤算もあったが、モンバエルツ監督は「チームづくりはいい形で進んでいる。(試合に90分間出場する)フィジカルの目標は達成できた。(開幕までの)2週間でレベルアップさせたい」と前向きに総括した。
チームは2日間の休日を挟んで、横浜市港北区の日産フィールド小机で練習を再開。27日に日産スタジアムで迎える仙台との開幕戦に備える。