横浜市中央図書館は、横浜F・マリノスの選手11人が小学生に推薦した絵本をまとめた冊子「えほんイレブン」を作成した。
子どもたちに読書に親しんでもらおうと、共同で企画。選手たちは、図書館職員が市立図書館ホームページで紹介している「今月のおすすめ本」の中から低・中・高学年別におすすめの一冊を選定。冊子には各選手が選んだ本の魅力を掲載している。
元日本代表の中村俊輔選手が選んだのは、低学年向けの「しんた、ちょうたのすっとびかご! なぞのおおにもつ」。中村選手の推薦文として「味のある江戸弁のセリフが迫力ある場面に合っています」と添えている。
同図書館は「選手たちには自分の子に読み聞かせた本など、思い思いに選んでもらった。憧れの選手が紹介する本をぜひ手にとってもらえたら」と話している。
冊子は4500部発行。25日から市内の全18図書館で無料配布する。また、中央図書館では同日から横浜F・マリノスの歴史を図書館の資料でたどる特別展も開催される。問い合わせは、同図書館電話045(262)0050。