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マリノス春季2次キャンプ:指揮官「よく準備できた」

横浜F・マリノス | 神奈川新聞 | 2015年2月15日(日) 03:00

甲府との練習試合で指示を出す横浜Mのモンバエルツ監督(左)=宮崎県綾町・綾町小田爪多目的競技場
甲府との練習試合で指示を出す横浜Mのモンバエルツ監督(左)=宮崎県綾町・綾町小田爪多目的競技場

J1横浜Mは14日、宮崎県綾町の綾町小田爪多目的競技場で甲府と45分2本の練習試合を行い、12日間の宮崎2次キャンプを打ち上げた。エリク・モンバエルツ新監督は2-0で勝利したこの日のゲームも含めて今キャンプを振り返り、「フィジカルの準備をずっとやってきたが、きのう(13日)ときょう(14日)の練習試合を通じて、よく準備してきたことを証明できた」と明るい表情で語った。

一方、今キャンプでは負傷者が続出。MF中村が左足首痛で10日から別メニューでの調整を強いられているほか、FW端戸が右膝痛、FW伊藤が右足炎症で戦線を離脱している。この日の練習試合はMF斎藤が右足内転筋の張りから大事を取って出場を回避、途中から出場予定だったFWラフィーニャも欠場した。

同監督は中村、端戸の復帰時期について明言しなかったが「(2人以外は)来週(17日)合流できるだろう」との見通しを示した。チームは2日間のオフを挟んで、横浜市西区のマリノスタウンで練習を再開する。

◇縦への意識 刷り込ませ

甲府戦は前線も中盤も裏へ抜ける動きを繰り返し、何度も縦パスを呼び込んだ。モンバエルツ監督は試合直前のベンチで「迷わず徹底的に裏を取っていけ。失敗してもいい。トライしよう」などと指示。シュートまで持ち込もうとする積極的な姿勢が見られ、「選手たちの適応力、理解力を褒めたい」。好連係が出れば手をたたいて派手に喜び、積極的なミスであれば「気にするな」と声を掛けた。

練習はボールを使ったメニューがほとんどで、毎日行うボール回しでは昨季の4対1より、7対3と人数もスペースも広く取って負荷をかける。MF斎藤は「ボール保持者が前を向けるときは裏を取るイメージを持っている」と話す。もともとJリーグトップクラスのポゼッション(ボール保持)を誇るが、さらに効果的なボールの回し方と縦への意識を刷り込ませたい考えだ。

沖縄と宮崎を合わせて計18日間のキャンプ中は、自身の部屋へ選手を呼んでコミュニケーションも図った。DF栗原が1日一つフランス語の単語を覚えて話しかければ、監督も応じて日本語を1日一語覚えて話したりするなど、関係も良好のようだ。

開幕までこの日でちょうど3週間。負傷者が続出している状況はやや気がかりだが、フランス人監督は「プレースタイルのベースはできた」と話し、「今後はリスクがあってもポゼッションして攻撃を組み立てていく質を上げたい」と調整のピッチを上げていく。

【神奈川新聞】

 
 

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