「ハッピーエンドが分かっている映画は面白くない」

昨季15年ぶりにJ1制覇した横浜Mは、外資との連携を生かした独自の戦略で注目を集めた。外国人枠とJリーグ提携国(タイなど8カ国)枠の計6人分をフル活用した名門クラブの復権は、国際化が進むリーグの象徴的な出来事でもあった。
トップ下でリーグ最多タイ15得点をマークしたマルコスジュニオールや最終ラインで奮闘したチアゴマルチンスは、強豪マンチェスター・シティーを傘下に置くシティー・フットボール・グループ(CFG)の情報網を使って獲得した選手だ。