神戸 3-3 横浜M
(前 2-1 |後 1-2)
PK 3-2
【コーナーキック】最後は元守護神・飯倉の壁
激しい打ち合いの末に迎えたPK戦。相手ゴールに立ちはだかったのは、昨夏まで通算13年半にわたって横浜Mでプレーしたベテラン飯倉だった。
手の内を知る元守護神と対峙(たいじ)し、さぞ蹴りにくかったことだろう。「向こうも笑ってたけれど、精神的な優位はあった。ちょっとしたゲーム感覚だよね。PKになった瞬間、勝ったと思った」と飯倉は不敵にほほ笑む。両軍合わせて9人連続で失敗する大波乱の展開となり、最後に涙をのんだ。
飯倉から守護神の座を奪った朴一圭にとっては、悔やみきれない一戦となった。