サッカーJ1優勝の横浜Mでヘッドコーチ(HC)を務めたピーター・クラモフスキー氏(41)が今季限りで退任し、来季はJ1清水の監督に就任することが14日、両クラブから発表された。
オーストラリア出身のクラモフスキーHCはポステコグルー監督の下で同国代表のアシスタントコーチなどを歴任。昨季からマリノスで指導に当たり、今季は15年ぶりのリーグ制覇に導いた。
クラブを通じて発表したコメントは次の通り。
「マリノスに関わる全ての皆様に、感謝の意を述べたいと思います。『マリノスにトロフィーをもたらす仕事をする』と、2年前にごあいさつをさせて頂いた時に約束しました。優勝までの道のりを、マリノスの選手、コーチ陣、スタッフたち、そして素晴らしいファン、サポーターの皆さんと一緒に歩むことができたのは、私の一生の思い出です。
このタイミングでクラブから去る決断をするのは簡単ではありませんでした。なぜなら、このままボス(ポステコグルー監督)と一緒にマリノスにいれば、さらなるトロフィーを共に得ることができる確信があったからです。しかし、私は一番の目標である監督としてのキャリアをスタートするためにクラブを去る決断をしました。
選手たちは日々のトレーニングを全力で取り組み、私に刺激を与え続けてくれました。彼らのおかげで、私自身もコーチとして成長することができました。本当に感謝しています。ボスとは2004年から共に歩んできて、私をここまで成長させてくれました。彼への感謝の気持ちは言葉では言い表すことができません。
ファン・サポーターの皆様、 気持ちのこもった応援でいつもチームをサポートして頂き、本当にありがとうございました!そして2年間、ありがとうございました!! Champions 2019!!!」