
Jリーグは8日、東京都内のホテルで年間表彰式「Jリーグ・アウオーズ」を開催し、最優秀選手賞には横浜Mの15年ぶりのJ1制覇に貢献した仲川輝人(27)が初めて輝いた。出場33試合で15ゴールを挙げ、2017年の小林悠(川崎)以来となる得点王とのダブル受賞を果たした。
復権・マリノス15年ぶりV(1)豪腕ボス、名門を変えた
Jリーグ年間MVPに横浜M・仲川輝人
ベストイレブンには2位のFC東京からディエゴオリベイラ(29)や永井謙佑(30)、橋本拳人(26)ら最多6人が選出され、横浜Mからは仲川と並んで得点王となったマルコスジュニオール(26)や主将の喜田拓也(25)ら4人。神戸のイニエスタ(35)も初めて入った。
ベストヤングプレーヤー賞は川崎の田中碧(21)。最優秀ゴール賞は6月30日に神戸のビジャ(38)が名古屋から奪った先制点に決まった。
得点王と最優秀選手の2冠「名を刻めた」
最優秀選手賞と得点王の二冠は史上7人目。瞬く間にJリーグの顔となったマリノス仲川は「自分の名を刻めたことをうれしく思う。リーグ発展のために頑張りたい」と、日本代表として滞在中の韓国からコメントを寄せた。
プロ5年目の今季は、主に右ウイングとして自己最多の33試合に出場。