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マリノス2連勝 戻ってきた勝負勘

横浜F・マリノス | 神奈川新聞 | 2006年8月31日(木) 18:37

【横浜M―甲府】後半、PKを決めガッツポーズの横浜M・松田=三ツ沢
【横浜M―甲府】後半、PKを決めガッツポーズの横浜M・松田=三ツ沢

水沼マリノスの変化は、2点目にはっきり見て取れた。

先制していい雰囲気でゲームが続いていた前半28分、MF奥が2枚目の警告を受ける。流れを変えかねない退場。MF中西は「少し前なら負けていくパターンだった」と振り返る。

その4分後だ。速攻からMF上野のパスをMF田中隼がきれいにネットへ納め、反攻に出る相手の出鼻を見事くじいた。勝負どころでこらえきれなかった以前とは正反対の流れだ。水沼監督は「選手たちがここがチャンスなんだ、ということを分かっていた。僕はほとんど仕事をしていない」と満足げに笑った。

ツキもめぐってきたようにも映る。前半12分にはGKにバックパスをしようとした甲府・DF山本が、いきなりゴールへ「パス」して、先制点を得た。後半37分には相手のハンドでPKを獲得し、試合を決めた。

だがDF栗原は「ただ運がいいだけではない」と言う。「みんなが動くようになったし、動くからこそ相手もミスをする。ドリブルを仕掛けるからこそPKも取れる」。勝利の女神は待っているだけでは笑ってくれない。

これで開幕以来の連勝。中西のセリフに実感がこもる。「何か、勝てていたころのマリノスの雰囲気が戻ってきた気がする」。横浜Mが確かに息を吹き返した。

◆DF松田(PKを決め今季4点目)ける前にGKにDFが「あいつはこっちにけるぞ」と言っているのが聞こえたので、余裕を持って逆をつけた。

【神奈川新聞】

 
 

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