J1横浜Mと横須賀市は10日、同市久里浜に開設した「F・マリノススポーツパーク~トリコロールベースクリハマ」のオープニングセレモニーを行った。2015年度の「マリノスタウン」閉鎖後、専用施設がない状態が続いていただけに、生え抜き11年目の喜田は「待望のクラブハウス。必ずいい結果を残し、横須賀の街や神奈川を盛り上げたい」と喜びを口にした。
新施設は天然芝のピッチ2面と人工芝フットサルコート、約500人収容の観客席に加え、リカバリープールや低酸素室などの充実した設備を誇る。地域活性化の起爆剤としても期待され、今春の全面オープン以降は併設のカフェテラスなどの一般利用が可能になる。
式典では、上地克明市長とクラブの中山昭宏社長が挨拶。古屋範子衆院議員、小泉進次郎衆院議員らが順に祝辞を述べた。マスカット監督は地元の支援に感謝し、「この素晴らしいホームでいい練習をし、いい結果を残したい」と力を込めた。(須藤 望夢)
横浜M、新拠点オープン 「横須賀を盛り上げたい」
横浜Mの新練習場オープングセレモニーでテープカットする関係者=横須賀市久里浜(立石 祐志写す) [写真番号:1133763]
クラブハウス前に、日産スタジアムの方角を見据えるマリノス君のモニュメントを設置 [写真番号:1133762]