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30年目のJリーグ(9)
マリノスあの日あの時 サッカー愛したマツの思い、今も

横浜F・マリノス | 神奈川新聞 | 2022年8月11日(木) 13:00

 Jリーグ開幕前年の1992年に産声を上げ、ことし創設30周年の節目を迎えるJ1横浜M。その立ち上げから長く運営に携わってきた根本正人さんが、忘れ得ない出来事や選手らにスポットを当てながら歴史をひもとく。


横浜M時代の松田直樹選手=2008年4月、日産ス

 あれから11年。今でも私の心の中には「ナーオーキ、ナーオーキ、ナーオーキ、ナオキオレ!」のチャント(応援歌)が深く刻まれている。

 2011年8月4日の午後1時6分だった。2日前に松本山雅の練習中に倒れた松田直樹選手が、長野県松本市内の病院で亡くなった。懸命な治療と本人の必死の闘いも力及ばなかった。

 その知らせを、私はマリノスタウンの会議室で聞いた。誰もが生きてほしいと祈り、現地に赴いたスタッフからの報告を待っていた。あれだけ強い肉体と精神を持つマツが死ぬわけがない。その瞬間は、ただ信じられない思いだった。

日本代表でも活躍

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