J3のYSCCは10日、シュタルフ悠紀リヒャルト監督(37)が今季限りで退任すると発表した。後任は未定。「このクラブで監督としてキャリアをスタートし、スタッフ、選手たちとともに闘えたことは私の誇りで一生の宝物です」とクラブを通じてコメントした。
ドイツ出身で5歳で来日し、YSCCユースなどに在籍。その後、ドイツやスイスなどのクラブでプレーしながら、育成年代の指導にも当たった。
YSCCでは2019年から指揮を執り、初采配時は34歳7カ月6日でJリーグ歴代最年少監督となった。同年13位で20年は17位、今季はクラブ史上最高の8位でシーズンを終えた。
(木田 亜紀彦)