サッカーJ1の川崎フロンターレの選手たちが26日、熊本地震の被災地に届ける義援金の募金活動を行った。小田急線新百合ケ丘駅(川崎市麻生区)の南口ペデストリアンデッキに約50人が立ち、協力を呼び掛けた。
中村憲剛選手や大久保嘉人選手、熊本県出身の谷口彰悟、車屋紳太郎の両選手をはじめ選手約25人とスタッフ、サポーターらが募金箱を抱え、買い物客らの善意を受け取っていた。
フロンターレは24日から、Jリーグを通じて利益を被災地に送る「フォルツァ熊本」缶バッジを500円で販売。「フォルツァ」はイタリア語で「頑張れ」の意で、谷口、車屋の両選手のイラストと九州の地図をデザインした。初回製作の千個はすぐに完売し、現在追加生産中という。
谷口、車屋の両選手は「現地ではティッシュやタオルが足りないとも聞いています。少しでも現地の役に立てば、と考えています」と話している。