【Jメモリーズ】(6)1993年-2020年
新時代到来の予感 フロンターレ躍進
川崎フロンターレ | 神奈川新聞 | 2020年5月17日(日) 19:00
「同じ方向を見て走ってきた結果」
ワールドカップ(W杯)ドイツ大会の惨敗で日本サッカー界が沈んでいた2006年。J1昇格2季目で2位に躍進した川崎の戦いは新時代の到来を予感させた。
加入4年目で不動の司令塔に成長した中村憲剛のパスに反応し、ブラジル人FWジュニーニョ、生え抜きストライカーの我那覇和樹らが鮮やかにネットを揺らす。平均2・5得点の破壊力でリーグを席巻した。