フロンターレのアシストクラブが発足/川崎
川崎フロンターレ | 神奈川新聞 | 2009年8月19日(水) 00:00
サッカーJリーグ1部(J1)川崎フロンターレ(川崎F)を地域ぐるみで応援する「川崎フロンターレ麻生アシストクラブ」が19日、発足した。川崎市麻生区や地元町内会などが参加し、応援イベントの開催などを展開しサッカーを通じた活力のあるまちづくりを目指す。
同区に川崎Fの練習グラウンドがあることから、地元麻生区でのファン層拡大と、サッカーを通じた同区のまちづくりを推進しようと結成された。
同クラブには川崎Fや同区、「しんゆり・芸術のまちづくり」フォーラムのほか、区内の町内会や市民団体などが参加。区の施設などを活用した川崎F情報の提供や、「しんゆり・芸術のまちづくり」フォーラム事務局(同区上麻生1丁目)でのグッズ販売を行うほか、来年9月に区内に完成予定の選手寮を拠点とした地域住民との交流などを実施する予定だ。
川崎Fの試合のパブリックビューイング(大型映像装置などによる観戦)も年に数回開催する予定で、第1回となる19日には、地域住民らが同区の麻生市民館に応援に詰めかけた。
同クラブ会長に就任した川崎新都心街づくり財団理事長の中島豪一さんは「麻生区にグラウンドがあることから、何かしなければと考えてきた。これを契機に支援を強固にして、フロンターレが目につくようなまちづくりを考えていきたい」。川崎F部長の竹中嘉久さんは「地域の皆さんが主体となって、フロンターレを活用したまちづくりを進められることに喜びを感じます」と話していた。
また、同区の麻生図書館でも、川崎F情報を紹介する常設コーナーを設けたほか、30日までの期間、サッカーに関する本約100冊を並べた特集コーナーを設置している。
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