
サッカーJ1・川崎フロンターレの応援歌2曲が6日、川崎市中原区の東急東横線武蔵小杉駅と新丸子駅の発車ベルのメロディーに登場した。これまで無機質だった電子音が軽快な「駅メロ」へと変わり、駅利用者からは好評のようだ。
発車ベルとして使われるのは、武蔵小杉駅が、ポップユニット「スキマスイッチ」の常田(ときた)真太郎さん(34)がフロンターレのために作った「轟け!青き魂」。新丸子駅では、サポーターが作詞・作曲した「FRONTALE RABBIT」が流れる。ともに明るく元気な曲で、試合中に選手のモチベーションを高めるときなどに歌われている。地域活性化に取り組むフロンターレと、駅の魅力を高めたい東急の思いが一致して駅メロが“誕生”した。
武蔵小杉駅ホームで同日、セレモニーが行われ、常田さんやフロンターレの伊藤宏樹キャプテン(34)らが参加。常田さんから西川譲駅長にCDが手渡された。
市内在住で同線を利用することがあるという常田さんは「メロディーを聴いて、フロンターレを意識して」、伊藤さんは「競技場に足を運んでほしい」と話していた。