川崎2-1F東京
首位の川崎は40歳の誕生日だった中村の決勝ゴールでFC東京を2─1で下した。12連勝で勝ち点68。2位G大阪は札幌に2─1で逆転勝ちし同51。名古屋は鹿島に2─0で快勝し、同48で3位に上がった。
最下位の仙台は0─0で広島と引き分け、16試合勝利なし。湘南は横浜FCに競り勝った。大分─浦和、柏─清水は引き分けた。
【評】川崎は1─0の後半12分に隙を突かれて同点とされたが、同29分に勝ち越した。三笘がドリブルで左を突破し、そのパスを中村が左足で蹴り込んだ。FC東京はディエゴオリベイラのゴールで粘ったが、守備陣が耐え切れなかった。
川崎 2-1 F東京
(前 1-0|後 1-1)
【コーナーキック】バースデーゴール「めちゃくちゃ狙ってました」

同点の後半29分。川崎は左の三笘が仕掛けると、この日40歳になった中村は「これは点が取れるかも」とニアサイドへ素早く進入した。
敵陣深くからの低く、速いクロスを呼び込み、「無我夢中で打った」という左足のシュートでネットを揺らす。試合前にはチームメートから「大台ですね」と祝福され、「バースデーゴールなんて無理だよ、と言ってたけれど、本当はめちゃくちゃ狙ってました」と笑った。
J1川崎、中村が誕生日に決勝ゴール 12連勝
【川崎―FC東京】後半、40歳の誕生日に決勝ゴールを決め、大喜びの川崎・中村(右)=等々力 [写真番号:397068]
【川崎―FC東京】前半、先制のPKを決めた家長をねぎらうイレブン=等々力 [写真番号:397069]