J1川崎のFWレアンドロダミアン(31)が11日、オンライン取材に応じ、13日のリーグ第16節・広島戦(午後6時半・等々力)に向けて「簡単なゲームにはならないと思っている。できるだけ相手の情報を頭に入れて臨みたい。(13連戦のラストになるので)100%以上の力を出して挑んでいきたい」と意気込んだ。
今季はここまでリーグ戦17試合7得点。途中出場した前節・神戸戦の後半も自ら倒されて得たPKを決めた。チーム内ではルーキー三笘とベテラン小林が8得点ずつ挙げるなどハイレベルな競争も生まれており、ダミアンは「ゴールは一人でできるものではない。チームメート全員で取り組んだ結果がゴールにつながっている」と前向きに捉える。
J1の得点ランキングは柏のオルンガが15得点と独走中。元ブラジル代表のダミアンも2012年ロンドン五輪で得点王に輝いた経歴の持ち主だが、「自分にとって、得点王は意識していない。もし得点王と優勝を選べるのであれば、自分はチームのタイトルを選ぶ」とあくまで勝利に徹する。
敬愛する父親へ向けた「ひげポーズ」を披露するなどなど、自身はゴールパフォーマンスにも思いを込める。「みんなに楽しんでもらえるよう(パフォーマンスを)試合前に考えている」とダミアン。次戦もゴールとともに、パフォーマンスからも目が離せない。
J1川崎ダミアン 13日広島戦「100%以上の力で」
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オンラインで取材に応じた川崎のレアンドロダミアン [写真番号:339658]
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今季7得点のレアンドロダミアンは、得点後のパフォーマンスにも注目だ [写真番号:339659]