育て!未来の「なでしこ」、3選手ゆかりの大和で大会/神奈川
サッカー | 神奈川新聞 | 2012年7月21日(土) 23:24
未来のなでしこジャパン(サッカー女子日本代表)を目指す選手たちが頂点を競う「大和なでしこカップ」が21日、大和市上草柳の大和スポーツセンター競技場で始まった。22日まで。
大会は市と市教委の主催で今回が初めて。昨年の女子サッカーワールドカップ(W杯)で、市ゆかりの大野忍、川澄奈穂美、上尾野辺めぐみの3選手が活躍したことから、女子サッカー選手に活躍の場を提供し、選手の技術向上を目指すため開催された。
今回はU―15(15歳以下)のカテゴリーのトーナメント戦。川澄、上尾野辺両選手を輩出した地元の大和シルフィード、大野選手が所属した横須賀シーガルズJOYなど県内チームや県外からも含め、計8チームが出場した。
選手たちは仲間と励まし合いながら真剣にボールを追い、鋭いシュートを放ち、激しく体をぶつけ合った。観客席からは好セーブやゴールに歓声が上がった。
大和シルフィードの加藤貞行代表(64)は「大和には古くから女子サッカーの土壌がある。そこで育った選手の活躍で市がこういう大会を開いてくれてありがたい。未来のなでしこジャパンが育ってくれれば」と話していた。
22日は準決勝、決勝などが行われる。U―12(12歳以下)のカテゴリーは10月に市内で行われる予定。
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