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湘南監督、5試合出場資格停止 パワハラ問題でJリーグ 

湘南ベルマーレ | 神奈川新聞 | 2019年10月5日(土) 00:16

ベルマーレ・チョウ・キジェ監督
ベルマーレ・チョウ・キジェ監督

 サッカーJリーグは4日、J1湘南ベルマーレのチョウ貴裁監督(50)にスタッフや選手へのパワハラ行為があったとして、公式戦5試合の出場資格停止とけん責処分を科したと発表した。8月中旬以降、現場指揮を自粛したリーグ戦5試合にさかのぼって適用され、6日のJ1川崎フロンターレ戦から復帰可能となる。

パワハラ認定、チョウ監督処遇は役員会へ 湘南ベルマーレ

 リーグの村井満チェアマン(60)は東京都内で会見し、「監督の行き過ぎた指導が存在したと認定した。その内容はパワハラに該当する。指導者として力量は高く、反省し再起してほしいと思っている」と述べた。併せてクラブの監督責任を問い、制裁金200万円を科した。
 
 調査報告書によると、チョウ監督はスタッフに対して多数回にわたり、威圧的な態度で罵声を浴びせたり、厳しく叱責(しっせき)したりした。試合で精彩を欠いた選手に対しては「チームの癌(がん)だ。他にうつるから出て行け」「おまえなんかけがしてしまえ」といった言動がパワハラに当たるとも指摘。同監督は発言自体を否定したり、ニュアンスが違ったりすると反論しているという。
 
 クラブでのパワハラ行為をリーグ主導で調査し、裁定を下したのは初めて。7月上旬に日本サッカー協会へ匿名の通報があり、リーグ側が選手やスタッフら関係者約60人への聞き取りで事実確認していた。
 
 京都府出身のチョウ監督はJ2時代の2012年に就任し、今季が8季目。圧倒的な走力をベースにチームの強化を進め、昨季はYBCルヴァン・カップ初優勝に導いた。処分発表を受けて4日夜に会見し、「自分の至らなさでこういったことを起こしてしまい、申し訳ない」と謝罪した。

許容範囲あいまい、寛大な処分

 【解説】Jリーグの調査チームは、チョウ監督が複数のスタッフ、選手の人格を否定するような暴言を繰り返し、パワハラによる精神的苦痛から退団に追い込まれるケースもあったと指摘。

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