Jリーグ1部(J1)湘南の反町康治監督(45)が16日、平塚市中堂のクラブ事務所に今年初めて姿を見せ、11年ぶりにJ1で迎える新シーズンに向けて、「刺激のある、いい一年にしたい」と抱負を語った。
限られた予算の中で行われたオフの補強については「まあまあ」と評価。”マネーゲーム”では分の悪い戦いが続く中、「落ち葉の中から、いかに緑色をしている葉を探すかという作業だった」と苦労を明かした。
ただ、昨年も似た状況で獲得したFW田原、GK野沢、MF寺川らが活躍し、昇格を引き寄せる大きな戦力に化けた実績がある。20日から始まる宮崎・日南キャンプの中で、新戦力をじっくりと見極めていく考えだ。
日南キャンプは、前年同様に体力づくりに重きを置いた内容になる見込み。30日に予定される前年のACL王者、韓国Kリーグ・浦項との練習試合が、「J1湘南」としての初陣になる。
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