日本サッカー協会は1日、ワールドカップ(W杯)カタール大会の日本代表として、ともにJリーグ1部(J1)川崎フロンターレ所属の谷口彰悟(31)、山根視来(28)ら26選手を発表した。
「人生で多分一番緊張していた」という運命の一日。幼い頃から胸を焦がしたW杯への切符をつかみ取り、川崎の山根は「うれしさとほっとする気持ちと、もっとやらなければいけないという思いが絡み合っている」と胸中を明かした。
桐蔭横浜大時代までは無名の存在で、プロ生活を始めた湘南で愚直に汗を流し続けた。2020年に加入した川崎で相手守備を攻略するポジショニングや細かな駆け引きを学び、攻撃的サイドバックとしての地位を確立。2年連続でベストイレブン入りを果たし、「フロンターレに来てサッカーとは何かを知ることができて大きく成長できた」と感謝する。
「自分にしかできないプレーを」
日本代表選出の川崎・山根 うれしさと使命感胸に
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W杯代表に選出され「ほっとした」と話す川崎の山根=川崎市麻生区のクラブハウス(立石 祐志写す) [写真番号:1120818]
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チームマスコットに囲まれ笑顔を見せる川崎の谷口(中央左)と山根(同右)=川崎市麻生区のクラブハウス(立石 祐志写す) [写真番号:1120819]
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日本代表のネーム入りタオルを掲げる川崎の谷口(左)と山根=川崎市麻生区のクラブハウス(立石 祐志写す) [写真番号:1120820]