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プレス工業9連覇 県実業団駅伝

その他スポーツ | 神奈川新聞 | 2016年2月8日(月) 02:00

トップで引き継ぐプレス工業の1区植松(左)と2区山田=丹沢湖周辺、第1中継所
トップで引き継ぐプレス工業の1区植松(左)と2区山田=丹沢湖周辺、第1中継所

 第69回県実業団駅伝競走大会は7日、山北町の丹沢湖周辺コース(5区間、29・8キロ)で行われ、プレス工業が1時間28分49秒の大会新記録で9年連続12度目の頂点に立った。高校男子の部は鎌倉学園が1時間33分58秒で初優勝。一般の部を含めた全体でも2番目にゴールした。

 プレス工業は1区の新人植松蓮から全5区間で区間賞を獲得。3区の池田紀保、4区の大西亮、5区の皆倉一馬が区間記録を更新するなど他の追随を許さなかった。

 実業団ロードレース(10・0キロ)は高校女子でリンズィーヘレナ芽衣(金沢)が33分54秒の大会新記録で制した。一般男子は橘明徳(プレス工業)、同女子は齊藤愛子(横浜市役所)、高校男子は清水竜哉(新栄)がそれぞれ優勝した。(晴れ、気温6・7度、湿度53・2%、南南西の風2・6メートル=午前11時現在)

「完勝」導く快走ルーキー1区植松

 「10年先の競技生活を視野に入れて、今から自分を鍛えたかった」。プレス工業のV9ロードの先陣を切ったのは、箱根駅伝への憧れを捨て実業団入りした高卒ルーキーの植松だった。

 左足首を痛めた影響で万全の状態ではなかったという。それでも「先輩たちが後に控えているので心強かったが、頼り切ってはいけない」と奮い立った。1区で勢いよく飛び出し、2位に15秒の差をつけてリレー。デビュー戦を飾り、「ほっとしている」と笑みを浮かべた。

 19歳の頑張りに先輩も応えた。3区の大卒1年目、池田は「後半のアップダウンで失速した」と反省するも区間記録を14秒更新。4区の24歳、大西も区間38位に沈んだ元日の全日本実業団対抗駅伝(ニューイヤー駅伝)の雪辱を晴らすように区間新でつなぎ、チームは全区間で1位となる「完全優勝」を成した。

 さらなる飛躍のためには若手の成長は不可欠。上岡宏次ヘッドコーチ(38)は「植松がいいプレッシャーをかけてくれた。競争が激しくなっている」と目を細める。

 栃木・佐野日大高3年時の2014年には、北関東地区代表として都大路を走ったが、3区で区間32位だった植松。成長を誓って門をたたいたプレス工業で大きな一歩を記し、「来年のニューイヤー駅伝は自分も走りたい」と初々しくも力強く語った。

都大路へつなげたい

 鎌倉学園が全体でもプレス工業に続く2番手と快走した。流れをつくったのは1区の主将鈴木。「本当はもう少し差をつけたかったけど、意地もあった」と、ラスト200メートルからスパートをかけトップで継いだ。

 2区で2位に順位を落としたものの、3区の1年生石鍋が奮闘。「少し焦りもあって突っ込んでしまった」と言うハイペースの猛追で首位を奪い返すと、以降は独走態勢を築いた。キャプテンは「大会記録に及ばず悔しい面はあるが、優勝は大きい。これを積み重ねて都大路(全国高校駅伝)の初出場につなげたい」と誓った。



 【一般】
 (1)プレス工業(植松、山田、池田、大西、皆倉)1時間28分49秒=大会新(2)平塚市役所A(石井、矢後、佐藤、杉山、伊澤)1時間35分47秒(3)小田原市役所A(樽木、木村、赤田、酒井、権守)1時間36分44秒(4)厚木市役所1時間40分56秒(5)横浜市役所A1時間41分16秒(6)東芝小向A1時間41分30秒(7)富士ゼロックス1時間42分36秒(8)茅ケ崎市役所1時間43分27秒(9)平塚市役所B1時間46分5秒(10)川崎市役所A1時間47分30秒(11)日本精工1時間48分9秒(12)小田原市役所B1時間49分7秒(13)横浜市役所B1時間49分12秒(14)県庁1時間50分21秒(15)愛川町役場1時間50分44秒(16)IHI横浜1時間50分46秒(17)東芝小向B1時間51分26秒(18)綾瀬市役所1時間52分41秒(19)横浜市水道局1時間52分54秒(20)パナソニック1時間56分27秒(21)東芝MC1時間59分56秒(22)川崎市役所B2時間3分35秒

 【区間賞】
 ▽1区(7・1キロ)植松蓮(プレス工業)21分31秒
 ▽2区(3・0キロ)山田翔太(プレス工業)8分49秒
 ▽3区(6・8キロ)池田紀保(プレス工業)19分47秒=区間新
 ▽4区(3・0キロ)大西亮(プレス工業)8分38秒=区間新
 ▽5区(9・9キロ)皆倉一馬(プレス工業)30分4秒=区間新

 ▽高校男子 (1)鎌倉学園(鈴木、青木、石鍋、塚本、佐々木)1時間33分58秒(2)横浜(三輪、北見、山本、吉田、曽根)1時間35分28秒(3)新栄(長島、矢野、木内、角谷、横澤)1時間35分32秒(4)金沢1時間36分6秒(5)麻溝台1時間36分18秒(6)東海大相模1時間36分50秒(7)湘南工大付1時間37分7秒(8)県横須賀1時間37分23秒(9)向上1時間38分42秒(10)相洋1時間39分57秒(11)藤沢西1時間40分6秒(12)大和1時間40分28秒(13)住吉1時間40分50秒(14)多摩1時間41分29秒(15)追浜1時間41分35秒(16)伊志田1時間41分37秒(17)平塚江南1時間41分48秒(18)大磯1時間43分18秒(19)厚木北1時間43分21秒

 【区間賞】
 ▽1区(7・1キロ)鈴木爽人(鎌倉学園)21分59秒
 ▽2区(3・0キロ)紀拓海(金沢)9分13秒=区間新
 ▽3区(6・8キロ)石鍋颯一(鎌倉学園)20分53秒
 ▽4区(3・0キロ)上野徹平(相洋)9分45秒
 ▽5区(9・9キロ)曽根雅文(横浜)31分29秒=区間新

県実業団ロードレース

 (丹沢湖周辺コース)
 ▽一般男子10キロ (1)橘明徳(プレス工業)31分14秒(2)竹内(大和高教員ク)32分57秒(3)長谷川(足柄上アスリートク)33分44秒
 ▽高校男子10キロ (1)清水竜哉(新栄)32分9秒(2)中山(光明相模原)32分10秒(3)根来(三浦学苑)32分14秒(4)小林(桐蔭学園)32分23秒(5)山口(湘南工大付)32分26秒(6)荒尾(鎌倉学園)32分28秒

 ▽一般女子10キロ (1)齊藤愛子(横浜市役所)39分44秒(2)保戸塚(IHI横浜)45分23秒(3)宮本(横浜市役所)46分9秒

 ▽高校女子10キロ (1)リンズィーヘレナ芽衣(金沢)33分54秒(2)長浜(三浦学苑)34分25秒=以上大会新(3)志村35分31秒(4)中沢(三浦学苑)35分39秒(5)桐越(新栄)35分47秒(6)桧垣(三浦学苑)35分56秒


トップで引き継ぐプレス工業の1区植松(左)と2区山田=丹沢湖周辺、第1中継所
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