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打倒3強に現実味 箱根駅伝:東海大5位

その他スポーツ | 神奈川新聞 | 2016年1月4日(月) 02:00

5位でフィニッシュした東海大の10区・金子=東京・大手町
5位でフィニッシュした東海大の10区・金子=東京・大手町

 山上りでの6人抜きでシード圏内に飛び込んだ勢いは、復路でも続いていた。東海大が昨年6位を上回る5位で2年連続のシード権をつかんだ。

 往復路とも序盤で起用した1、2年生がつまずきながら、3人目以降の上級生6人全員が区間6位以内で走り抜く力強さがあった。

 10位でたすきを受けた8区林が3人をかわすと、ともに一般入試で入学した4年の9区高木、10区金子がそれぞれ区間3位、同4位の快走。

 入部基準をクリアするために同好会でタイムを上げて、2年から陸上部の門をたたいたという苦労人の金子は「5位は最低限のノルマ。順位を上げたかった」と繰り返した。

 「素質ある選手を集めるのもトップを目指す方法だが、箱根への熱い思いも重要だとあらためて感じた」。長野・佐久長聖高を名門に育て上げ、5年前から母校の再建を託されている両角速・駅伝監督(49)がうなずく。

 高野進・陸上部監督(54)も「苦しいときに4年生が巻き返してくれて感動した。近いうちに頂点に立つイメージができた」と続ける。

 今季は学生三大駅伝でいずれも5位入賞し、「来年以降はトップ3に入れて当たり前と言われる戦力になる」と3年の林。来春も複数の高校トップランナーが入学予定で、金子は「3位なんて言わずに優勝を目指せるメンバー」と言い切る。素質と熱い気持ちがミックスされ、青学大、東洋大、駒大の3強を切り崩す目標も現実味を帯びてきた。

 
 

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