男子第67回、女子第28回の全国高校駅伝が25日、京都市の西京極陸上競技場発着コース(男子=7区間、42・195キロ、女子=5区間、21・0975キロ)で行われ、神奈川代表は女子の荏田が1時間9分33秒で11位、男子の藤沢翔陵は2時間7分10秒で16位だった。
荏田は1区でエース久保田みずき(3年)が12位スタート。3区の福嶋紗楽(1年)が区間9位の快走でチームを9位に押し上げたが、目標の入賞には届かなかった。
藤沢翔陵は5区の小町悠人(3年)が区間4位の走りで23位から19位に浮上させ、アンカーの7区鈴木大海(同)も区間3位の力走で追い上げた。
男子は39度目の出場となる倉敷(岡山)が2時間2分34秒で初の栄冠をつかみ、女子は大阪薫英女学院が1時間7分24秒で2年ぶり2度目の優勝を飾った。

◆最上級生が集大成/藤沢翔陵が男子・16位に
前半の4区を終えて23位。だが、レースは終わったわけではない。藤沢翔陵の5区、主将小町は「俺がやるしかないな」と奮い立ち、都大路を蹴る足に力を込めた。