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箱根駅伝:駒澤大、万全の陣容 頂点狙う

その他スポーツ | 神奈川新聞 | 2014年12月28日(日) 12:00

7年ぶりの優勝を狙う駒大の選手たち
7年ぶりの優勝を狙う駒大の選手たち

「今度こそ」の思いをどのチームよりも強く抱く駒大。7年ぶりの頂点だけを目指している。

昨季は出雲駅伝と全日本大学駅伝を制したものの、箱根はチーム新記録をマークしながら2位に終わった。

「前回は私が『育成の年』と言い続けたので、選手が『自分たちは足りない』と思ってしまったのかも」。大八木弘明監督(56)は反省を込めて振り返り「今年は『勝負の年』と言っている」と続けた。

悔しさを胸に部内で切磋琢磨(せっさたくま)し、万全の陣容を仕上げてきた。

これまでとの最大の違いは、層の厚さだ。箱根の試金石となる11月の全日本は、1区から一度も首位を譲らない完全優勝で4連覇した。

村山と中村の2本柱を軸に中谷、馬場、西山、其田ら前回の経験者が8人も残る。さらに1年生の工藤が上尾ハーフで3位に食い込むなど、下級生も進境著しい。指揮官は「上級生を刺激するため、あえて1、2年生を重点的に指導してきた」と明かし「近年にない素晴らしいチームになった。箱根は優勝を狙って当たり前」と言い切った。

行く手を阻むライバルは、早大と明大、青学大、東洋大の4校。大八木監督は「みんな強い。1万メートルの平均タイムの差もない。あとはエースがエースらしい走りをするかどうかの差」とみる。

万端を整えて臨むレースで目指すのは「負けないレース」。圧巻の横綱相撲で、悲願を成就する。

◆エースの役割果たす/村山謙太

誰もが認める学生長距離界のエースが、総決算のレースに臨む。過去3度の箱根は前回2区で区間賞を逃すなど不完全燃焼。「自分のせいで負けてきた」と責任を痛感し「優勝して監督さんを含めていろいろな方に感謝したい」と強い決意を口にする。

周囲は双子の弟紘太(城西大)との直接対決を望むが「自分はあまり意識しない。チームが優勝できるかが大事」と受け流す。2区を任された前回、終盤にけいれんを起こした経験を踏まえ「本当は(もう一度)ガンガン攻めたいが、優勝する上でああいう走りはしない方がいいのかも。直前の調子をみて判断したい」と、フォア・ザ・チームに徹する覚悟だ。

2月にハーフ学生記録の60分50秒、4月には1万メートルで学生歴代5位の27分49秒94をマーク。将来を嘱望されるが、道のりは平たんではなかった。

「1年の時から監督に『そんなんじゃエースになれない』と言われ続けた。もしかしてストレス解消?と疑ったこともあるけど、上級生になって意味が分かった」と苦笑いで振り返る。大八木監督は「日本を背負っていく選手。厳しいことを言ってきたが、だいぶ大人になった。(調子の)浮き沈みがなくなった」と成長を認めている。

大一番を前に「前回よりもいい状態。今回は少しわくわくしている。最後は優勝したい」。雪辱を期す大舞台でエースの役割をまっとうし、チームを頂点に導いてみせる。

むらやま・けんた 176センチ、55キロ。宮城・明成高出身。経済学部4年。

【神奈川新聞】


最後の箱根に懸ける駒大のエース村山
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