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相洋高クレイ、継続認定 日本陸連ダイヤモンドアスリート

その他スポーツ | 神奈川新聞 | 2018年11月29日(木) 02:00

桐生(日本生命)から記念の盾を受け取る相洋高のクレイ(左)=都内
桐生(日本生命)から記念の盾を受け取る相洋高のクレイ(左)=都内

 日本陸連は28日、2020年東京五輪などで活躍が期待される2018-19年シーズンの「ダイヤモンドアスリート」に認定した11選手を発表した。今季までの3人が修了し、新たに3人が追加。男子800メートルのクレイ・アーロン竜波(相洋高)は継続で認定された。

 このほか、アジアジュニア選手権男子200メートル3位の塚本ジャスティン惇平(城西大付城西高)らも継続。荏田高出身の男子棒高跳び・江島雅紀(日大)は修了した。

 北京五輪400メートルリレーメダリストの朝原宣治プログラムマネジャーは「まず東京五輪を狙える人は向かっていってほしい。まだまだ若いので経験を積み重ね、ダイヤモンドのように輝いてほしい」と激励した。


クレイ 継続認定
「期待された年」に成長男子800高校新記録


第4期に続いてダイヤモンドアスリートに選ばれた相洋高のクレイ(後列中央)
第4期に続いてダイヤモンドアスリートに選ばれた相洋高のクレイ(後列中央)

 東京都内の超高層ビル最上階で開かれた「第5期ダイヤモンドアスリート」の認定式。未来を嘱望される若き精鋭たちが飛躍を誓った。

 大勢の報道陣を前に、気取らず柔和な笑みをたたえていたクレイは第4期に続く選出に「選ばれたからにはしっかり頑張って、プレッシャーに感じずやっていきたい」と自然体で答えた。

 今年は「期待された年で、自分が成長したと分かったのはうれしい」と振り返る。8月の全国高校総体(インターハイ)男子800メートルで初優勝し、続く10月の国体で2冠と連覇を達成。さらに、同月の秋季新潟県記録会で自己ベストを2秒以上縮める1分47秒51の日本高校新記録を出した。

 次世代強化を図るダイヤモンドアスリート制度は競技面のほか、英会話、栄養学、ドーピング講習など多彩な支援を行っている。クレイは「走ることとは別に、スポーツのことを詳しく知ることができた」と実感を込める。

 高校世代の枠を超え、国内トップ選手と肩を並べる存在となった16歳。最終学年を迎える来年6月の日本選手権を見据え「現段階の位置を知りたい」と闘志を燃やす。

 認定式では、100メートル9秒98の日本記録を持つ桐生祥秀(日本生命)が「この中から、東京五輪で一緒に走れたらうれしい」と選手たちに伝えた。「やっぱり(東京五輪を)意識しちゃいますけど、とりあえずそれは置いておいて、いつも通り目の前のことに集中していきたい」。焦らず、たゆまず高みを目指す。

 
 

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