駅伝とラグビーの全国高校総体に出場する県選手団の結団式が13日、横浜市神奈川区の県立スポーツ会館で行われ、駅伝男子の藤沢翔陵と鎌倉学園、同女子の白鵬女子、ラグビーの桐蔭学園の選手たちが健闘を誓った。
選手団団長で県高体連の山田五郎会長は「鍛えられた姿と自信に満ちた皆さんの態度は頼もしく、全国大会で活躍してくれることを確信しています。頑張ってください」と激励した。
藤沢翔陵の金子伊吹(3年)が団旗を受け取り、白鵬女子の小谷真波(同)が「今も災害の傷痕に日常を取り戻せない多くの方々がいることも忘れず、勇気や元気を届けられる走りをしたい」、桐蔭学園の伊藤大祐(同)は「私たちを支え、励まし、指導してくださったすべての方々への感謝の気持ちを胸に、日本一に向け、全力で楽しみ、プレーします」と宣誓した。
全国高校駅伝は男女とも22日に京都市の西京極陸上競技場発着のコースで行われ、全国高校ラグビー大会は27日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で開幕する。