1. ホーム
  2. スポーツ
  3. その他スポーツ
  4. 恩師の下 諦めず成長【5】春口 広

カントーの漢 稲垣啓太
恩師の下 諦めず成長【5】春口 広

その他スポーツ | 神奈川新聞 | 2019年9月19日(木) 11:34

稲垣、カントーへ


W杯イングランド大会1次リーグ初戦、34-32で南アフリカを破って喜びを爆発させる稲垣(前列左から3人目)ら日本代表フィフティーン=2015年9月19日、英国南部ブライトン
W杯イングランド大会1次リーグ初戦、34-32で南アフリカを破って喜びを爆発させる稲垣(前列左から3人目)ら日本代表フィフティーン=2015年9月19日、英国南部ブライトン

 2009年春。新潟工高を卒業した18歳の稲垣啓太(29)=パナソニック=は関東学院大へ進学のため、親元を離れて横浜・金沢文庫駅に降り立った。かつては応援ムードにあふれていた商店街も大麻事件を境に雰囲気が変わっていた。

 全国的には無名だった稲垣だが、高校1年生の時に巡回指導で新潟を訪れた関東大監督の春口広が「太い首に、たくましい肩。これぞザ・プロップ。目立たない宝物だった」と一目ぼれ。「時間をかけて絶対に大成させたい。W杯日本代表に育てる」と言ってくれた春口は入学時には大麻事件の影響で部を離れていたものの、「苦しくてもカントーでプレーしたい」とラブコールを受け入れた。高校の恩師・樋口猛(47)も「おまえなら他でも十分できるが、春口先生の下で成長しなさい」と背中を押した。

 稲垣がスカイブルーのジャージーに袖を通すころ、関東大学リーグの勢力図は変動していた。大学2年で日本代表入りするリーチ・マイケルが07年春に入学した東海大は、関東大の対外試合自粛で繰り上げ優勝を飾ると、そこからリーグ戦4連覇。リーチ率いる新勢力と落ちた名門を立て直す稲垣は、リーグ戦で激しくしのぎを削った。

 2歳違いの2人が今、ジャパンをけん引している。稲垣は「僕が1年生だった当時からリーチさんは代表で活躍していたし、その背中を見てきて育ってきた。こうやって一緒にプレーできるのは光栄」と喜びを語るのだ。

2部降格の屈辱

この記事は有料会員限定です。

月額980円で有料記事読み放題/100円で24時間読み放題のコースも。詳しくはこちら

ラグビーW杯に関するその他のニュース

その他スポーツに関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

アクセスランキング