来年1月2、3日に行われる第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)には、神奈川ゆかりのランナーも多数出場予定だ。新春の風物詩でたすきをつなぐ注目の4選手を紹介する。
無名選手から大学屈指のトップランナーへと成長した東京国際大・丹所健は「花の2区」で快走劇を見せられるか。生まれ育った横浜市戸塚区のロードに「最後にここで自分が走れるとは思わなかった。夢のような感じ」と目を輝かせる。
1年時から主要区間を任されてきた。前回大会は母校・湘南工大付高がコース沿いにある3区を快走し、初の区間賞を獲得。チームを過去最高に並ぶ総合5位に押し上げた。迎えた最終学年のシーズン。7月に北海道で行われた1万メートルの記録会では日本人5位となる自己ベストを刻んだ。