競泳の国際大会日本代表選考会第3日は4日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子200メートル個人メドレーは東京五輪代表の瀬戸大也(TEAM DAIYA)が1分57秒09で制し、世界選手権(6~7月・ブダペスト)と杭州アジア大会(9月)の代表に決まった。小方颯(イトマン港北、日大高)は2位と健闘も、派遣標準記録に0秒05届かなかった。
男子200メートルバタフライは東京五輪銀メダルで世界選手権代表となった本多灯(アリーナつきみ野SC、日大藤沢高出身)が1分54秒04で頂点に立った。
「ばててしまった」
悔しげに顔をゆがめた。主戦場の200メートルバタフライも他を引き離しての圧勝。だが、今や日本男子競泳界の星である。「絶対的なスピードが足りない。後半まで維持できる体力も落ちてしまっている」。