柔道の第44回全国高校選手権県予選会は23日、シンコースポーツ県立武道館で女子の団体戦が行われ、桐蔭学園が決勝で横須賀学院を代表戦の末に下し、昨年の新型コロナウイルス禍の中止を挟んで2大会連続11度目の頂点に立った。
桐蔭は準決勝で日大藤沢を破り、1─1の代表戦にもつれた決勝では舩山葵音(2年)が優勢勝ちを収めた。
団体戦優勝の桐蔭は3月20、21日に東京・日本武道館で行われる全国大会に出場する。
返し技「ふと体が反応」
代表戦にもつれる白熱した闘いに終止符を打ったのは、桐蔭学園の2年生舩山。昨年12月の個人戦決勝の雪辱も果たし、「チーム全員で全国に行くという気持ちを形にできた」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。