バレーボールの第74回全日本高校選手権(春高バレー)は5日、東京体育館で開幕する。県勢男子はいずれも新監督が率いる橘(2年ぶり19度目)と東海大相模(2年連続5度目)。女子は伝統校の橘(4年連続27度目)と大和南(4年ぶり15度目)が出場する。
初日の1回戦は男子の橘が東京学館新潟、東海が清水桜が丘(静岡)と対戦。女子の橘は長岡商(新潟)、大和南は奈良文化とぶつかる。年始の大一番に挑む主将とチームを紹介する。
「ああ、終わってしまうのかな」。昨年1月6日、東海大相模のリベロ、瀬木元気は寂寥感(せきりょうかん)とともにオレンジコートの情景を目に焼き付けた。