競泳界の新星がまばゆい光を放っている。男子200メートルバタフライの本多灯が1分55秒31の全体8位で準決勝を突破。「狙っていた54秒台に届かず、焦りを感じている」とタイムにはやや不満げなものの、まずは大一番への切符を手にした。
前半100メートルは6番手。真骨頂はラスト50メートルだ。持ち前の爆発的なスパートで先頭との差を詰めていく。「疲れを抜いて臨めたと思うが、ちょっと油断していた」。そう悔やみながらも明日につながるレースだった。
競泳男子の希望の灯に
200バタ・本多、全体8位で決勝へ 後半に爆発的スパート
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【男子200メートルバタフライ準決勝】力泳する本多灯=東京アクアティクスセンター(共同) [写真番号:727702]