TOKYO 2020
セーリング女子 吉田・吉岡組 江の島を肌で知る屈指のペア
その他スポーツ | 神奈川新聞 | 2021年7月21日(水) 05:30
東京五輪開幕まで10日を切った。神奈川から羽ばたくアスリートたちは自国開催の夏にどのような輝きを放つか。夢への挑戦、メダルへの渇望、競技普及への気概…。胸に宿る思いに迫る。
神奈川開催の目玉の一つで、1964年東京大会と同じ江の島沖(藤沢市)で行われるセーリング競技。県勢セーラーの中でひときわ注目を浴びるのが、女子470級の吉田愛・吉岡美帆組(ベネッセ)だ。
吉田は旧姓・近藤時代を通じ、通算4度目の五輪出場。吉岡とはロンドン大会後の2013年からペアを組み、16年のリオデジャネイロ大会を経て2度目の挑戦となる。
18年の世界選手権で日本勢初の金メダルを獲得し、翌19年に江の島で開かれた同選手権で銀メダル。慣れ親しんだホームで開かれる最高峰のレースに、期待が高まる十分な理由がある。
1人で過ごした時間
セーリング女子 吉田・吉岡組 江の島を肌で知る屈指のペア
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鍛錬を続けてきた江の島で金メダル獲得を目指す吉田(左)と吉岡 [写真番号:707690]
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2020年11月、セーリングの全日本女子470級選手権で優勝した吉田愛(右)、吉岡美帆組=江の島ヨットハーバー沖(共同) [写真番号:707691]