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県高校総体展望
桐光、日藤、桐蔭が軸 高校総体サッカー男子、追う慶応や橘

その他スポーツ | 神奈川新聞 | 2021年4月28日(水) 17:10

U―17(17歳以下)日本代表候補の桐光学園・山市(右)=昨年の全国高校選手権県2次予選から

 コロナ禍で春先まで活動制限を強いられた学校が多く、実戦不足は各チームの共通課題だ。

 近年の全国大会で活躍した桐光学園、日大藤沢、桐蔭学園が中心の勢力図は変わらない。2次予選から県U─18リーグ1部(K1)の有力校が参戦し、2枚の全国切符を争う。

黄金世代

 2年前のインターハイ王者・桐光学園が優勝候補の筆頭だ。現在の3年生は2019年に全国ルーキーリーグ交流大会で優勝した「黄金世代」。U─17(17歳以下)日本代表候補のMF山市が正確な左足のキックで攻撃を操る。粟江、三原の両アタッカーは突破力が光る。

 対抗は17年に全国準優勝した日大藤沢。中盤では植木が運動量豊富にピンチの芽を摘む。高速ドリブルが武器の大貫に両足のミドルシュートを持つ吉田と攻撃陣は粒ぞろい。U─17日本代表候補のDFアッパは対人の強さが際立つ。

 10年ぶりのインターハイ制覇を狙う桐蔭学園は全国選手権に出場した昨年度の主力の半数近くが残る。FW立石はスピードと決定力が武器。最終ラインは青木が統率し、中村、小野寺のダブルボランチが中盤を支える。

K1、K2にも実力校

 5年ぶりの復権を狙う横浜創英はDF細野が守備の要。慶応のFW八木沢はフットサル経験を生かしたドリブルで相手をかき回す。湘南工科は足元の技術が高いMF松森が攻撃の中心で、法政二のエース藤田は得点感覚に優れる。

 公立校で唯一、K1に所属する橘は攻守にハードワークするMF加来が大黒柱。関東大会県予選で8強に進出した東海大相模、三浦学苑などK2勢にも実力校は多い。(木田 亜紀彦)

 ▽1次予選参加176校(171チーム) 2次予選の組み合わせは関東大会県予選の結果を受けて決まる。同予選ベスト16と県総体1次予選各ブロック代表10校、県U─18リーグ2部の座間を加えた27校でトーナメントを行う。上位2校が8月14~22日にテクノポート福井総合公園スタジアムなどで行われる全国大会(インターハイ)に出場する。

【下に写真と図表】桐光、日藤、桐蔭などの主力選手と1次予選の対戦表

 
 

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