東京五輪の開幕まで、14日で100日となった。新型コロナウイルス感染拡大で史上初の延期に追い込まれ、強い逆風にさらされてきたスポーツ界。長引くコロナ禍の混乱で機運は高まりにくく、五輪の存在意義も問われてきた。ただ足元に目を向ければ、大会やアスリートを支える多くの競技関係者らの姿がある。摩擦や分断を超えたスポーツの力を信じ、消えかけたトーチに火を入れ「再燃の扉」を開く。
再延期なんて言えない
立石諒氏「応援する価値見いだして」 逆風の五輪に募る思い
-
「選手を応援する価値を見いだしてほしい」と語る立石氏=東京都内 [写真番号:583572]
-
ロンドン五輪男子200メートル平泳ぎで銅メダルを獲得し、北島康介氏(左)と握手を交わす立石氏 [写真番号:583574]