競泳の東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権は6日、東京アクアティクスセンターで行われ、いずれも日大藤沢高出身で、男子200メートルバタフライで優勝した本多灯(19)=アリーナつきみ野SC、日大2年=と女子200メートル自由形を制した五十嵐千尋(25)=T&G=が代表入りを決めた。本多は初、五十嵐はリオデジャネイロ大会に続き2大会連続の五輪切符。
本多は決勝で日本水泳連盟が定める派遣標準記録を上回る1分54秒88をマーク。「ここで勝つしかないと思って泳いだ。五輪では自分のベストパフォーマンスをしたい」と喜びを語った。
1分57秒47で泳いだ五十嵐は個人種目での標準突破はならなかったものの、800メートルリレーの選考基準を満たした。(須藤 望夢)
本多 灯(ほんだ・ともる) 男子200メートルバタフライで2019年世界ジュニア選手権2位。鶴見大付中─日大藤沢高出、日大2年、アリーナつきみ野SC。173センチ、75キロ。19歳。横浜市瀬谷区出身。
五十嵐 千尋(いがらし・ちひろ) 2016年リオデジャネイロ五輪で女子800メートルリレー8位。すすき野中─日大藤沢高─日体大出、T&G。170センチ、60キロ。25歳。横浜市青葉区出身。
競泳・本多灯、初の五輪代表入り 五十嵐千尋は2大会連続
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競泳日本選手権の男子200メートルバタフライで優勝し、喜びを爆発させる本多。東京五輪代表に決まった=東京アクアティクスセンター [写真番号:574218]
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五十嵐千尋 [写真番号:574219]