2連覇に笑顔の桐蔭学園フィフティ-ン=9日、花園ラグビー場
9日に閉幕した第100回全国高校ラグビー大会で、神奈川代表の桐蔭学園が創部初の連覇を成し遂げた。全国屈指の重量FWと高い決定力を誇るバックスが互いに高め合って伝統の「継続ラグビー」を進化させ、黄金時代の到来を告げた。
磨いたラインアウト
濃紺のジャージーが例年以上に大きく映った。8人の平均は歴代最大クラスの100キロ超。昨年より5キロ近くサイズアップしたFW陣が桐蔭学園のイメージを変えたのは、「相手の得意技でトライを取り切れたのは自信になった」(ナンバー8佐藤)という準々決勝の御所実(奈良)戦だった。