2連覇を決めて喜びを爆発させる桐蔭学園フィフティーン=花園ラグビー場
桐蔭学園スクラムの屋台骨を支え、ロック青木の一時逆転トライにつなげたプロップ倉島は「自分たちのスタイルを貫いて優勝できたのは大きい」と喜びを口にした。
茗渓学園(茨城)との初戦で右膝を負傷。3回戦の後にメスを入れ、御所実(奈良)との準々決勝は宿舎で仲間の奮闘を見届けた。
3大会前の京都成章戦で3トライ決めた細木(帝京大)の映像を見て闘志をかき立てたという174センチ、104キロの重戦車。「プレーにも支障はなかった。無理して出て良かった」。卒業後は明大に進み、強力FWの一翼を狙う。