ノーサイドの瞬間まで自慢の継続攻撃を貫いた。桐蔭学園フィフティーンは真っ向勝負にこだわり、偉業を成し遂げた。
チーム初得点まで今大会最長の19分。複数人でタックルを仕掛けてくる京都成章の防御に苦しめられ、守勢に回る時間帯が長かった。それでも、同点で迎えた後半にギアを上げた。
「5ミリ、1センチでも前に出て戦おうとする姿勢を示してくれた」と藤原秀之監督(53)が振り返るのは…
桐蔭、貫いた波状攻撃 偉業に向かって「5ミリでも前に」
【桐蔭学園―京都成章】後半、トライを決めた伊藤(右端)を祝福する桐蔭学園フィフティーン=花園ラグビー場(立石 祐志写す) [写真番号:473847]