【評】桐蔭学園が密集戦で強さを発揮して競り勝った。2点リードの後半20分に相手反則から素早くリスタートし、ゴール前の混戦をロック青木が強引にねじ込んだ。
東海大相模は堅守からターンオーバーを繰り返し、15人一体の速攻で肉薄。9点差の後半ロスタイムにSO柏原がトライを決めるなど、最後まで諦めなかった。
苦戦を強いられても、勝負どころは逃さない。桐蔭学園が得意のFW戦で押し切り、6連覇を達成。花園への道を力ずくで切り開いた。
勝負どころ、FW一体で
「しんどい状況でトライが取れて良かった」。ロック青木が安堵(あんど)したのは12─10の後半20分だ。
桐蔭、苦しんでV6 意地見せた東海大相模
【桐蔭学園―東海大相模】後半20分、混戦からねじ込んでトライを奪う桐蔭学園のロック青木=ニッパツ三ツ沢球技場 [写真番号:412944]
【桐蔭学園―東海大相模】試合終了間際にトライを決め、喜ぶ東海大相模フィフティーン=ニッパツ三ツ沢球技場 [写真番号:412945]