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横浜M:遠のく上位、攻撃力の乏しさ顕在化/浦和戦から

スポーツ | 神奈川新聞 | 2011年10月22日(土) 23:53

最下位福岡であっても、先制点を取った試合の勝率は5割だ。サッカーにおいて、先制点が持つ意味はそれほどに大きい。

だが今の横浜Mは、先制点さえも足かせとなる悪い流れのただ中にいる。開始4分に大黒のゴールで先制しながら、「1点目を取れたってことで、今の状況は良くないので、どうしても引いてしまう傾向にある」(木村監督)。自ら流れを手放すように受け身に回ると、後半立ち上がりに2失点。「あのリズムでやっていれば問題なかったのに」(波戸)と悔やんでも、後の祭りというよりほかはなかった。

中沢が「(中村)俊輔がどうにかするしかない現状」と嘆くように、攻撃力の乏しさが守りの姿勢を生んでいる。それは、選手自身が「運で勝っていた部分もある」と認めた夏場にも潜在的にあった課題だ。木村監督にも危機感があったからこそ試行錯誤を続けてきたが、それを形にできないまま終盤戦を迎えてしまった。

3位名古屋との勝ち点差が7まで広がった一方で、気付けば5位仙台との差はわずかに1に。来季のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)出場権に可能性を残す4位死守は最重要課題だが、そんな「守りに入る姿勢」こそがチームを縛りかねない。

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